フレンチトーストやカレーはもちろん、カフェ空間やインテリアも楽しめる

30年前にカーペット・壁紙・カーテンなどの大手インテリア会社に就職し、デザインだけでなく仕入れや販売、管理など、いろいろな面で空間づくりを学びました。オシャレにゆっくり過ごせるカフェ空間への興味もあり、20年前に独立し、鳥栖市にカレーカフェsaburoをオープンしました。その後、移動販売車、家具販売、久留米では食堂を作るなど多店舗展開を進め、そのなかの一つがこのお店になります。ここは10年前にコーヒーとケーキを提供するカフェとしてゆる~く始めたのですが、海外でパンケーキやフレンチトーストが人気だという情報と、九州にはフレンチトーストの専門店がないということで、ここのメインメニューとして提供を始めました。
もともと佐賀県の森林監督署の出張所ということでスペースがあったため、結婚式の2次会会場として人気となり、多いときは月に10件近くの予約が入っていました。しかし、新型コロナの影響と、多店舗で展開する業務や在庫などを一括で管理できる場所として、カレーカフェsaburoを含めて、この店に機能を集約をしています。

店名にちなんだ36種類のフレンチトーストを楽しんでください

人気メニューであるフレンチトーストの特長は、なんといっても店名にもちなんだ36種類というメニューの豊富さです。ベリーなどのフルーツ、チョコレート、チーズケーキなどのスィーツ系メニューや、生ハム、ベーコン、カレーソースなど食事系メニューなどを準備しているので、選ぶ方は迷ってしまうかもしれません。もともと、コーヒーとケーキでゆっくりと時間を過ごしてもらおうと思ってこの店を始めましたが、海外や東京での流行っていることと、九州に専門店がないことから、ここを知ってもらうためのメニューとして展開し、結果フレンチトーストの店として知られるようになりました。
いま、佐賀県産の米粉や阿蘇の牛乳を使った受注生産型のお取り寄せフレンチトーストを開発しているので楽しみにしてください。あと、ここに置いているテーブルやソファですが、実はすべて販売商品でして、実はモデルルーム的なインテリアショップカフェでもあります。新品の発注もできますので、空間の雰囲気やインテリアのデザインを気に入ってもらえたら、ぜひ声を掛けてください。

二十歳の息子にはいろいろな業界を経験してもらいたい

息子が二十歳で、たまにお店を手伝ってくれていますが、このお店を継ぐのであればカフェとは違う業界を経験して、考えを磨いてもらいたいです。働いた先で知ったこと、学んだことが、きっと店舗経営に活かせるはずですし、面白いアイディアが出てくると思います。外からの後継者候補の受け入れもなくないですが、これまでの経験では、飲食店は従業員やバイトはなかなかお店に残りにくいことが多いので、違う業種店舗を開きたい方との連携もあるかと思います。
ここはスペースがいくつかあり、部屋も分かれているので、例えば雑貨・インテリアショップ、美容・ビューティ系など、スペースを貸す形でこの店を一緒に経営することもあるかと思います。

住所:鳥栖市本鳥栖町570-1
電話:0942-82-9563
営業時間:11:30-15:00、18:00-22:00(平日)、11:30-22:00(土・日曜日)
休み:水曜日、火曜日はランチのみ
駐車場:10台