ママタレントで有名な、あの方のご実家

お店の名前の由来は、親戚のお店が甲子園と言う名前だったために、先代がそれに対して後楽園:光楽園と名付けたのだと思います。高校卒業後、福岡で修行をしており、その後先代の体調不良をきっかけに佐賀に戻ってきて、21歳の頃に店を引き継ぎました。即戦力で入りましたが、よく隣で父親が口出ししていたため、言い合いになることもよくありましたし、お店が忙しい中で、決まった時間に出前を持っていくのも本当に大変でした。出前の途中で、運んでいた料理をひっくり返してしまうこともありましたね。あの頃はまだ安定して運べるバイクもなかったので、料理を岡持に入れて手に持って自転車を飛ばしたものです。佐賀の方であればご存知だと思うのですが、うちは優木まおみの実家でもあります。少し前までは男性ファンの方がよく来られていたのですが、最近は女性ファンの方がお店に来られますね。高速道路が1,000円だった時代は、東京などの遠方から訪ねて来られる方もおりました。
以前は店の前をたくさんの人々が往来していましたが、コロナ禍の影響で、街そのものが閑散としています。でも、常連さんやまおみのファンの方が来て下さるので嬉しく思いますね。この状況が収束したら、お店でいろんなイベントをやっていきたいです。やっぱりお客様と賑やかに楽しみたいですからね。忙しなくお店をやってきたので、これからはマイペースにゆっくりとかつ、常連さんや近隣の住民の方々、地域に対して色々と貢献していきたいと思っています。

老舗中華の味の虜になる人が続出

昔から変わらない味を保っています。県外に出られていて帰省された方が、この味が恋しくてと、お店に立ち寄られることもよくあります。人気のまおみ定食は、さまざまな県民が集まるテレビ番組の某司会者の何気ない発言から生まれたものです。その翌日からひっきりなしにお店の電話が鳴り続け、あまりの要望の多さにまおみ定食をメニューに加えたのですよ。ちなみにまおみが好きだった食べ物で構成されています。
もう一つお勧めのメニューが酢豚です。「他の店とはひと味違う、くせになる味付け」「お肉の芳醇な香りが気持ちよく鼻を抜けていって、優しくて柔らかい味が口の中に一気に広がっていく」と、お客様からご好評いただいています。とにかく食欲が刺激されるような酢豚といわれます。うちに寄ったら、必ず注文される方もいますよ。

お店の未来は、未来を担う人たちの手で

息子夫婦が後継者になっていくであろうと思っていますが、現在のお店の形で継がれていくかはまだ分かりません。今の時代、親が強制するわけにもいきませんからね。息子夫婦は、お店の2階でリラクゼーションサロンをやっていますので、光楽園がそれに関連したお店になるのも良いのではないかと思います。それでも私たちは、まだまだ光楽園でやりたいことがありますので引き続き変わらぬご愛顧をお待ちしています。

住所:佐賀市中央本町3-25
電話:0952-23-3059
営業時間:11:30〜22:00
休み:不定休
駐車場:2台