焼とり かちがらす 駅前店

定年後に老舗焼き鳥屋の店主へ転身。名物「骨付きカルビ」の裏に“肉の目利き”が光る!

前職は畜産関係団体に定年まで勤務

1981(昭和56)年に創業、神園にあった本店が駅前に移転して昨年で20年になりました。現在は、駅前店と松原店の2店舗で営業しています。駅前店は、会社関係はもちろん、一見さんや県外のお客様も多くなりました。
私自身、会社勤めの傍らで、創業者の弟を手伝うことはあったものの、本格的に店を始めたのは60歳で定年を迎えてからです。
また、実家が商売をしていたので、定年後、店を始めることに抵抗はありませんでした。むしろ、仕事がなくなることの方が寂しいという思いがありまして。店に出れば、体を動かして頭も使うし、お客様と接するため、元気で仕事を頑張ることができています。
駅前店は会社員のお客様が中心ですが、休日は家族連れも多いです。店の雰囲気がいいと言ってもらえるのは、妻がお客様に気配りをしてくれているからだと感謝しています。

串物は全て国産肉を使用。「骨付きカルビ」は創業以来の看板メニュー!

串物の豚肉や鶏肉などは、国産を使用していることが自慢です。串物では「豚バラ串」が人気ですが、うちの名物といえばやっぱり「骨付きカルビ」。1人で2人前、8本位食べる方もいらっしゃいます。のれんをくぐるなり「とりあえず骨付きカルビ〇人前!」というお客さんばかりで、すっかり定着しています。元々は、弟が他店で食べて惚れ込んだ味を自分なりに研究して生まれたメニューだったのです。こだわりは、炭火で絶妙な焼き加減に仕上げることです。

おいしさの秘訣は、やっぱりタレとの相性ではないでしょうか。炭の香りとタレの香ばしさが弾力のある肉質に絶妙にマッチしています。包み紙を使って豪快にかぶりついてもよし、箸で上品に食べてもよし。最近は、塩焼きやポン酢であっさりとした味わいを楽しむ人も多くなってきました。

お客様との出会いが何よりの喜び

店をやっているおかげで、色々なお客さんと親しくなれることがこの仕事の醍醐味です。明治生まれの親父もずっと現役で商売をやっていたので、私も健康なうちは店に立ち続けたいと思っています。友人には100歳まで働く! なんて冗談を言うほど、まだまだ気持ち的には元気です。とはいえ、年齢的に後継者を考えないといけない時期だと思っています。

■DATA

店名:焼とり かちがらす 駅前店
店主:木下 勝彦さん、木下 美代子さん
住所:佐賀市駅前中央1-7-1
電話:0952-26-8720
営業時間:17:00~23:00
休み:不定
駐車場:飲食代に応じて有料P割引チケット進呈